ダークパターン図鑑100 教育目的のデモサイト

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解約ページのたらい回し

妨害系オブストラクション 行政が注意喚起

アプリからはWebへ、Webからは「ストアで手続きを」と案内が循環する。

体験デモ枠内は自由に操作できます(すべて架空)

赤い枠と番号がダークパターンの仕掛け。ボタンを押すと「現実なら何が起きるか」が枠内に表示されます。

サポート案内はこう巡回する
①アプリ内ヘルプ → ②Web版サポート → ③ストア設定 → ①へ逆戻り

アプリ内ヘルプ

「定期購読の解約は、Webサイトの設定画面から行ってください」

Web版サポート

「本サービスはストア課金のため、端末のアプリストアのアカウント設定から解約してください」

ストアの設定画面

「このサービスの解約方法は、提供元アプリ内のヘルプをご確認ください」

  1. サポートの案内は「アプリ→Web→ストア」の順に、次々と別の場所へ送り出される。
  2. 3つ目の案内をたどると、最初の「アプリ内ヘルプ」に戻ってくるよう作られている。
  3. ストアの設定画面ですら「アプリ内ヘルプをご確認ください」と案内し、手順が一周して振り出しに戻る。

解説

手口

アプリのヘルプは『Webサイトで解約してください』と案内し、Webサイトは『ストアの契約なのでOS側の設定から』と案内し、ストアの設定画面は『提供元アプリ内のヘルプをご確認ください』と案内する。三カ所をたどると最初の場所に戻り、どこにも実際の解約操作画面が用意されていない。

なぜ引っかかるのか

案内どおりに次々と移動しているうちは前に進んでいる感覚があり、同じ場所へ戻ってきたことに気づくまで時間がかかる。移動そのものの手間が離脱を防ぐ壁になる。

見抜き方・対策

案内を2箇所以上たどっても実際の解約ボタンに行き着かない場合は、いったん立ち止まって案内元をメモし、同じ場所を巡回していないか確認したうえで窓口に直接問い合わせる。

行政の注意喚起・規制

出典はいずれも日本の行政・公的機関の公表ページです(法規制・注意喚起のほか、消費者庁の研究調査資料を含みます)。